12月26日(金)19時より、本部道場にて稽古納めが行われました。
一年の締めくくりにふさわしく、道場には少年部から一般部まで多くの門下生が集まり、引き締まった空気の中で稽古が始まりました。
稽古は、山口筆頭師範代、島本一二三師範代の力強い号令のもと、基本稽古からスタート。
突き、受け、蹴りといった一つひとつの動作を改めて確認しながら、基本の大切さを再認識する時間となりました。年末とは思えないほどの集中力で、道場全体が一体となり、最後まで妥協のない稽古が続きました。
基本稽古の後は、帯ごとに分かれて型を披露。
それぞれがこの一年間で積み重ねてきた稽古の成果を発揮し、堂々とした型、成長を感じさせる動きが随所に見られました。
少年部のひたむきな姿勢や、一般部の安定感のある型は、互いに良い刺激となり、非常に見応えのある時間となりました。
稽古終了後の20時からは、本部道場にて忘年会を開催。
少年部はビンゴ大会が行われ、終始笑顔と歓声に包まれた楽しいひとときに。
一方、大人は空手談義に花を咲かせ、日頃の稽古の振り返りや試合の話、来年に向けた目標など、熱のこもった話題が尽きることはありませんでした。稽古中とはまた違った、道場ならではの温かい交流の時間となりました。
こうして、稽古と交流の両面から、非常に充実した形で一年を
締めくくることができました。
この一年、日々の稽古を積み重ねてくることができたのは、熱心にご指導くださる先生方のご尽力はもちろんのこと、共に汗を流し切磋琢磨する仲間の存在、そして日頃より活動にご理解とご協力をいただいている保護者の皆さま、さらには道場を支えてくださっている協力企業の皆さまのお力添えがあってこそだと、心より感謝しております。
空手を通じて培った礼節、忍耐、向上心は、道場の中だけでなく、日常生活においても必ず生きるものだと感じています。
来年も初心を忘れず、基本を大切にしながら、一人ひとりがそれぞれの目標に向かって成長できる一年にしていきたいと思います。
道場に集うすべての仲間とともに、より良い稽古環境を築き、空手の魅力を深めていけるよう精進してまいります。
本年も誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします
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